HySPEED(ハイスピード)工法
「HySPEED工法」で造るパーフェクトパイル(砕石杭)で住宅地盤が蘇る。
HySPEED(ハイスピード)工法は、天然の砕石で地盤に砕石杭(砕石パイル)を作ることによって、
軟弱地盤を強い地盤に変え建物をしっかり支え、地震時の液状化から地盤を守ります。
1.地震の揺れや液状化に威力を発揮!
HySPEED(ハイスピード)工法で作られる高度な砕石杭は、地震の揺れや液状化に強く
安全な地盤を造ります。
2.永久強度を実現
地盤全体が強くなり、施工された杭は建物を再建築の際にも撤去不要で、繰り返し使うことができます。
地盤の大幅な変化がない限り、砕石杭は朽ちたり錆びたりすることがありません。
そのため地盤の強度は半永久的に保たれます。
3.省エネルギーを実現
従来の砕石杭工事より必要機械を大幅に削減することにより、工事の省エネルギー化を実現しました。
また、工事によるCO2の削減にもつながり、自然環境に優しい工事が可能です。
あらゆる住宅地盤に施工可能
一見すると同じように見える住宅地、しかしその中身は様々な問題があります。
土地の中に埋もれた軟弱地盤、廃棄物の埋もれた地盤、水はけの悪い地盤など・・・。
これは住宅の品質ににも関わる問題です。”瑕疵担保責任と保障請求問題”2000年4月より
施行された住宅の品質確保の促進等に関する法律で建築社会に建物の一律10年間の瑕疵担保責任が
義務づけられました。このような状況の中、地震問題、液状化問題、環境問題などを考えると、
既存の工法では不十分な状況が出てきます。HySPEED(ハイスピード)工法は現在の工法の中で、
上記のような問題を解決することのできる工法だとされています。
Perfect1 自ら支持層を形成する画期的な工法で、地層の起伏に影響されません。
Perfect2 ピストンバルブのスピーディーで正確な施工で、強固な地盤と工事時間の短縮を一挙に解決。
- HySPEEDドリル(直径400mm)により地盤を掘削し、
- 天然砕石(直径20~40mm)を投入します。
- 砕石厚50cm以内毎にハンマー転圧(ピストンバルブ)をして、十分締固めをしながら地表まで砕石パイルを構築します。
締固めの効果は、掘削孔の1.3倍以上の砕石を使用し、掘削壁にその砕石をくい込ませ、周辺地盤も圧密を促進します。
施工後に杭頭で平板載荷試験(砕石パイル50本につき1箇所)で測定をします。仕上がりの強度が明確に判明するので安心です。
Perfect3 地盤改良のあらゆる問題を解決!
1. 地震時の衝撃に強い
砕石パイルと現地盤で複合的に面全体で建物を支えるので、安定した強さがある。
2. 環境貢献工法
天然の砕石しか使わないので、土壌汚染や環境破壊による周辺地域への悪影響を起こしません。
つまり住む人の健康被害を起こしません。
3. 産廃費用が発生しない
産業廃棄物(コンクリート、鉄パイプ)として扱われないので、将来取り除く必要がありません。
4. リユースで地球に貢献
将来家の建て替えをするときも、同程度の家であれば繰り返し使えます。
5. 液状化対策工法
地震時の液状化をドレーン効果(排水効果)により抑制します。
6. パーフェクトな工事保証
日本大手保証会社の認定工法です。
7. CO2を5,000Kg削減
砕石しか使わないことにより他の工法に比べCO2の排出を少なくします。
○平均的な住宅(建坪20坪程度)1戸分の施工で5,000Kg削減。
8. 無公害工法
今まで施工が出来なかった地下水の多い地盤やセメントの固まらない腐植土の地盤、
六価クロムの出る火山灰の地盤でも、問題なく施工が出来ます。
9. 遺跡になる工法
セメントや鉄パイプのように劣化したり、錆びたりしない、永久地盤工法です。
地震・液状化に強い工法
大地震時には図のように地層の境目に沿って、せん断力がかかります。セメント柱状杭や鋼管杭などでは、
杭が折れ家の重さに耐えきれなくなり、家が傾いたり沈んだりします。
これがHySPEED(ハイスピード)工法だと、砕石杭はせん断に対して追随することで、
杭自体の破損は起こりません。また、地盤そのもを強くしますので、地震の揺れによる共振を
やわらげる効果があります。
砕石パイルはそれ自体が水を通すため、水圧を逃がす効果があり、
何本も造られた砕石杭によりその効果は絶大で、地震による液状化を事前にくい止めることができます。